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ナカシマファームの堆肥はなぜ臭いがせず野菜が美味しくなるのか?





フローラ堆肥(微生物多様性堆肥)

(人間でいう腸内フローラを思い浮かべるといいかもしれません。)

ナカシマファームの堆肥は、多様な微生物が活動できる環境をつくり、その期間を長くとった発酵をさせています。





一次発酵の機械による撹拌で一度は高い温度にあげますが、その後は季節にもよりますが、堆積させほぼ切り返しもしません。

よく堆肥づくりはいかに空気を含ませ好気発酵をさせるかにフォーカスされますが、

私たちは嫌気発酵にもフォーカスしています。





種子のリスクは撹拌による一次発酵(好気発酵が優勢)で、

微生物リスクは堆積時、静置時(嫌気発酵が優勢)に多様な微生物を共存させることで悪さをする菌を突出させないという考えです。

(2ヶ月毎に微生物検査でモニタリング)





流れとしては

堆肥づくり

戻し堆肥を牛のベッドに利用

戻し堆肥と糞がまざり発酵ステージが進んだ状態で堆肥づくりがスタート。

さらに良い堆肥ができる

これらの良いスパイラル ※これらを上手く回すには良質な飼料、季節によっての水分調整が不可欠です。

. ○出来上がりの特徴

・サラサラだけど「しっとり感」がある

・高温に長時間さらされていないので堆肥の色が茶色。

・堆積させていても中まで均等に発酵する。(微生物多様性による嫌気発酵が上手くいっている証拠)







○牧場のメリット

・切り返し作業の手間削減。

・撹拌時のアンモニア、ガス臭が根本的にしなくなる。

・牛のベッドに使ったときの疾病予防。また微生物多様性のため糞由来の大腸菌の増殖をさせない。 .

○耕種農家のメリット

・微生物が長く活動した堆肥なのでその分、植物が使える多様な微量成分、抗生物質が作られるので健康に育つ、美味しくなる可能性がある。

・微生物多様性の維持による病気などのリスク減

※化学的にはまだまだ因果関係は言えませんが、このような方向性の効果がある数値は観測しています。

…とまぁ長ーーーーくなりましたが笑





言いたいことは

微生物の力をかりて、チーズや堆肥を通して、人間も大地も元気にできたらと思います🐄

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